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4月, 2024の投稿を表示しています

☆ Various Artists / Concerts For The People Of Kampuchea Outtakes (Bootleg CDs)–未だ未CD化のレコード– ☆

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  今となっては色々と版権の問題とかあってオフィシャルのCD発売は無理ってことなのかな?「ホープ&アンカー」と違って大御所も多数参加してるからだろうか?元の音源はよく分からないが、一応、ブートレッグとして出回っている。それに加えてアウトテイク集も出回った。クラッシュに於いては“Bankrobber”、“London Calling”の2曲が収録されていた。音質も申し分なく個人的にはブートレッグLP「16トラックス」で聴いて以来、ずっと気になっていた“Bankrobber”が収録されていたのは本当に嬉しかった。レゲエ・ナンバーとして公式リリースされた曲なのだが、ここでは違ったアプローチで演奏されていて仲間内ではスカ・バンクロバーとか呼んでいたヴァージョン。“Bankrobber”、“London Calling”の2曲がこのオムニバス・アルバムの収録曲候補っだったのかと思うとちょっと興味深いな。”Armagideon Time”が悪いわけじゃないけど、テレビ放映時、当時の友人に「何じゃ?ありゃ?!」ってイジられたよ。この2曲のどちらかだったら友人達の評価も違ったかな?ブートレッグは正規盤をCD化した物、16曲入りの1CD物、Matumbiの4曲を加えてた20曲入り2枚組CDとなった物のが一応、手元にある。他にオフィシャル・リリースされてたり何か情報があったらどなたか知らせて欲しいです。

☆ Various Artists / Hope & Anchor Front Row Festival (2LP) –思い出深いレコード– ☆

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このレコード本当に欲しかった。一番のお目当てはストラングラーズの“Straighten Out”、“Hanging Around”の2曲だったけれど、他にもXTCや999,X-Ray Spexといったバンドが名を連ねており、このレコードで初めて聴いて好きになったバンドもあった。なにより大きな会場ではなくホープ&アンカーって言う小さなクラブでのライヴが収録されていると言うことが自分にとって大きな魅力を感じた一因だったと思う。当時は今と違ってネットなんて無かったから音楽雑誌の広告を頼りに片っ端から往復ハガキで通販可能の輸入レコード店に問い合わせしてた。でも、色よい返信は全く貰えずで半ば諦めかけていた。ある日、仕事上がりでいつものようにレコード店を回ろうと地下鉄に乗ったのだが疲れていたのか座って直ぐに眠ってしまって。それで目的の駅を行き過ぎてしまったんです。駅の方に事情を話し、戻ることになったのですが、ホームに輸入レコート屋さんの看板があった。気になったけど当日は予定通りに目的地に向かった。後日、あの看板の店に行ってみようって思い立って向かったんだけど、その時にはもうすっかり、このレコードのこと忘れてしまっていたし実際、実物のレコード・ジャケットって見たことなかった。お店に入ったら店員さんらしき人がお二人いて「いっらっしゃい」って言ってくれたけど、自分より店内のビデオ鑑賞の方か熱心だったみたいで、ちょっと気が楽になったりした。パタパタとレコード見てたら何だか気の引くジャケットのレコードあったので裏面の収録曲みたら“Straighten Out”が記載されてて...あれぇ~これで“Hanging Around”が収録されてたら...まさか、まさかって思いながら調べてたら最終曲が “Hanging Around”だった。「こ、これって...」そこから暫く記憶が無い!頭が真っ白になった。気がついたら地下鉄のホームのベンチで手提げビニール袋からレコード取り出して見てた。当時の友人曰く、そういうのって「呼ばれた」って言うんじゃない?って言われて、そうだなって納得。とても嬉しかったし奇跡的な出来事として思い出に残っている。時は流れてかつてホープ&アンカーの経営危機を救うために出演者達がそれぞれライヴ音源を持ち寄って発売されたコンピレーション・アルバムだったそうだが正規盤としてCD化さ

☆ THE CLASH(ザ・クラッシュ) / Live Amsterdam 1981 ( Clear Vinyl 2LP & CD) ☆

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1981年5月10日オランダ、アムステルダムでのFMラジオ音源。良い時代になったからなのかもしれないが以前はCDでは勿論、アナログ盤でも聞くことが出来なかった音源。自分のような熱心なファンは海外のトレーダーとの交換で入手出来たような音源で最初は初放送分の8曲入り(うち1曲は別音源)のカセット・テープが一番最初に手にすることが出来た音源だった。その後、トレードのメディアがCDRへと移り、その後再放送分8曲を追加収録されたブートレッグCDとしても出回った。そして、また再びこうした仕様で出回ることになったわけなんだけどファンとしては新たな音源が発掘されての音源化?ってこと期待しちゃうよねぇ。旧盤は16曲中、2曲は別SBD音源からの補填収録だったし当日は25曲演奏されてたらしいから今度こそ完全版?って。でも実際は今回のアイテムも16曲のまま。CD版の方を早速、聴いてみた。LP版は未聴なのですがLPで使用したマスターをそのままCDにも流用したのではないだろうか?曲の終わりがいちいちフェイド・アウトぎみになり曲間がカットされているようだ。別音源だった“This Is Radio Clash”や“One More Time”の2曲は他の曲との音質差がそれほど感じられないように技術的に調整されているようで新たに発掘された音源が採用されたわけではない。これなら冒頭にRadio Jingleが収録されて17トラックとなっている旧盤の「AMSTERDAM 1981 REMASTERED EDITION」の方がアイテム的には優れている気がする。この日のライヴは個人的にはクラッシュのベスト・パフォーマンスって思ってる曲も数曲あるお気に入り。だから中途半端な形でのお音源化は望まない(16曲だけでも聴けたのは嬉しいが)。クラッシュもマルチのライヴ・テープを所有しているみたいなので将来、何かのボックス・セットが発売されたなら収録される可能性だってあるわけだし未公開の9曲も興味深い。1日も早くクラッシュ側からの公式な完全版のリリースを期待します!

☆ THE JAM(ザ・ジャム) / TOKYO 1981 SOUNDBOARD (Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 16th May 1981) ☆

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1981年1月16日中野サンプラザでのFMラジオ音源。確か当時、エアチェック漏れで、この日のFMラジオ放送は録音出来てなかったです。アナログ・ブートレッグもあるみたいなのですが縁無く未入手。この日の音源を聴くことが出来たのは「Funeral Pyre」って言うブートレッグCDだったと思う。今回、出回った「TOKYO 1981 SOUNDBOARD」は、より良い音質の音源だと思います。これも買い!じゃないかな?ザ・ジャムの来日公演のFMラジオ音源は他に1980年と1982年もあるので、この音質と同レベルのアップ・グレードした音源でのリリースを期待!こういった音源をブートレッグに頼らざるを得ないのは悲しいが、FMラジオ音源のマスター・テープってほとんどが破棄っていうのが通説らしいから...残念だけど、もう無いものはないですもんね。  

☆ THE CLASH (ザ・クラッシュ) 来日公演中野サンプラザ最終日 ☆

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  1982年2月1日、中野サンプラザでの最終日はテレビ撮影とライヴ録音が行われておりNHKの「ヤング・ミュージック・ショウ」での放映やFMラジオでの「来日アーティスト・ライヴ」の放送(60分枠とアンコールとして90分枠への拡大放送と2回あった)により古くから2月1日の中野サンプラザでのライヴはブートレッグの定番となった。今回は2つのCDアイテムにスポットを当ててみた。FMラジオ音源+テレビ放映のみだった3曲"Charlie Don't Surf"、"Jimmy Jazz"、"Tommy Gun"を収録した2枚組(FMラジオ)CD「BROADCASTS FROM JAPAN-DEFINITIVE EDITION」とオーディエンス録音ながら、この日のライヴの全貌が明らかになった2枚組(オーディエンス)CD「NAKANO SUNPLAZA 1982 FINAL NIGHT」。このオーディエンスCDが出るまでは実際のセット・リストは謎だったため上記のTV音源の3曲の演奏がどの辺りだったのかはっきりしなかった。FM音源とTV音源では音質やミックスが異なるための配慮もあったのかもしれないがFMラジオCDでの"Charlie Don't Surf"はディスク1のラストに収録されていた。オーディエンスCDによれば本来ならBrand New Cadillacの後の収録が正当となり"Jimmy Jazz"、"Tommy Gun"はFMラジオCDにおいて未収録だったComplete Controlを除けばArmagideon Timeの後の演奏となるので正解だった。新たに出たオーディエンスCD「NAKANO SUNPLAZA 1982 FINAL NIGHT」は大好きだったキニーさんの発掘音源だそうだ。音質も良く、新たにオーディエンス録音ながらこれまで聴くことが叶わなかった7曲も聴くことが出来た。当時、LP2枚組のブートレッグ・アルバムとして出てくれてたらなぁ~ってファンとして率直に思ってしまった。キニーさんどうして??やっぱり、この日のライヴがテレビやラジオで放送されたのが大きかったのかな?あとオープニングは未収録で1曲目にあたるLondon Cal