☆ Mohawk Revenge / Cut The Crap Rebooted ☆



複雑な気持ちになる。どこまで許されるのか...この音源を聴くにあたって、そんなこと思ってしまった。クラッシュの「カット・ザ・クラップ」からヴォーカル部分を抽出して(?)新たに演奏を加えた内容の音源だと思うのだが、出来が良かったから尚更そう思ってしまった。バッキングの演奏は当時のクラッシュのライヴの演奏に忠実でクラッシュの2枚組ブートレッグLP「 Five A Live」を思い浮かべてしまった。このブートレッグも思い出深いな。カット・ザ・クラップにはライヴで演奏されていない曲も多いが、それらは、このアルバムの作り手の新たな解釈でってことなのだろう。「Play To Win」とかとてもカッコ良いと思ってしまった。当時、クラッシュはもう終わり、終わったって言ってる人や心ない記事も見た気がするけど、自分は「 Five A Live」聴いて今に見てろよって密かに思ってたよ。だから「カット・ザ・クラップ」が発売された時はその内容に驚いたけど落胆とかは全くなかった。むしろ出てくれただけで本当に嬉しかった。驚いた理由はジョーが当時発言していた内容とかけ離れていたことや「Five A Live」のような演奏アレンジになるって勝手に思い込んでいたからかな。しかし。こうして自分が当時思い浮かべていた演奏に近いような音源を目の当たりにして嬉しいような、実際にはクラッシュではないから悲しいような複雑な気持ちになった。今の技術って本当にこんな事出来るんだって思いと、これが許されたら何でもありになっちゃうんじゃないか?このプロジェクト、ジョーが生きてたら許されたかな?ここまでやったのなら個人的にはシングル「This Is England」のB面の2曲「Do It Now」、「Sex Mad Roar」もやって欲しかったが。この音源のCDは製作されていないようだ。レコードは2種類(レッド・ヴィニールとイエロー・ヴィニール)バッチ付きもある。右の添付写真は同じような手法で製作されたらしいブートレッグ・シングル(ポスター・スリーヴ、カラー盤4種類、紫、赤、黄、青)で収録曲は「A-1. In The Pouring Rain/B-1. Jericho B-2. Glue Zombie」まだ、未聴です。





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